2013年4月20日土曜日

アップル「2chは悪質サイト。AppStoreで2chブラウザ禁止する」

ソース
作者ツイート1234567












GraffitiPot 配布終了のお知らせ


iOSの2ちゃんねるブラウザアプリ「GraffitiPot」がAppStoreの審査に落ちたということを、アプリ作者がTwitterで報告しました。

ツイートによると、
●Appleはポルノ画像や暴力的なコンテンツを含むサイトに容易にアクセスできるアプリケーションを許可しないという方針を取っている。2ちゃんねるはそういったサイトに該当するため、容易にアクセスが可能な2ちゃんねるブラウザアプリ「GraffitiPot」を許可できない。
●AppStoreには他にも6つの2ちゃんねるブラウザアプリが存在し、この先、それらについても「GraffitiPot」と同様にAppStoreから排除される方針である。
とのことです。

2ちゃんねるは基本的に誰でも書き込める上に、2ちゃんねる運営側もポルノ画像へのリンクや暴力的な言葉を使った書き込みを規制していないので、アプリユーザーにとっては残念ですが、Appleの今回の処置は適切であったと考えられます。
アプリ作者の被害についてですが、AppStoreではアプリ販売時にAppleが販売額の3割の手数料を徴収しています。
つまり販売価格1000円のアプリが1つ売れると、作者は700円、Appleは300円儲かります。
このAppleの手数料の高さについて「暴利だ」との声もありますが、ここでは割愛します。
問題は、アプリが返品された場合に作者が全額返金しなければならないということです。
上記の例で言えば、
作者は1つ売れると700円儲かりますが、それが返品されると1000円返金しなければならなくなり、300円の赤字です。※ちなみに、「GraffitiPot」の販売価格は450円です。2ちゃんねるの仕様変更があった場合は、2ちゃんねるブラウザアプリはアップデートしないと使えなくなってしまうのですが、AppStoreから排除されたアプリはアップデート版を配布できないので、ユーザーは恐らく永遠に2ちゃんねるブラウザアプリを使えなくなり、返品する可能性があります。
今回の「GraffitiPot」について、もしもユーザーによるアプリの返品が多発すると、「GraffitiPot」作者は金銭的に大きな被害があるかもしれません。
現状では、Twitterも2ちゃんねると同様にポルノ画像をアップロードしたり暴力的な言葉を使ったりしているユーザーが散見されます。
この先、そういったTwitterユーザーが増えてしまうと、今回の2ちゃんねるブラウザアプリと同様に、Twitterに容易にアクセスできるアプリも、将来的にはAppStoreから排除されてしまうかもしれませんね。